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Japan IT Week 春 2019(後期)に行ってきました!

Japan IT Week 2019 春(後期)が2019年5月8日(水)から10日(金)にわたり、東京ビッグサイトで開催されました。
Japan IT Weekは最新のIT製品・ソリューションが一堂に集まる、日本最大のIT展示会です。東京ビッグサイトの東棟が4月から工事に入っているため、今年は前期:4月10日(水)~12日(金)、後期:2019年5月8日(水)~10日(金)の前期・後期に分かれての変則的な開催となりました。


春・後期はデータストレージEXPO、情報セキュリティ EXPO、通販ソリューション展、データセンター展、店舗ITソリューション展、モバイル活用展、Web&デジタルマーケティングEXPO、AI・業務自動化展、クラウドコンピューティングEXPO、ソフトウェア&アプリ開発展、ビッグデータ活用展という11の専門展で構成されていました。
出展社は1,180社、来場者は66,000人以上にのぼりました。


最終日の金曜日午後に訪問したため、会場はたいへんな混雑。来場者受付にも長蛇の列ができていました。



入り口をくぐると、セキュリティ対策ツールLANScopeシリーズを提供するエムオーテックス(MOTEX)のブースがありました。提携しているBlackBerryのロゴが懐かしいです。



セキュリティ担当者の危機感をあおるキャッチフレーズで押していた京セラコミュニケーションシステムのブース。リスクや損失のことを考えると、こういうのが刺さるようです。


セキュリティ分野では法人向けエンドポイントセキュリティのソフォスも出展。


トレンドマイクロのステージ。法人向けウィルスバスターの後継となるApex Oneをプレゼン。商品にちなんで登壇者も登山姿にリュックを背負ってのステージでした。


こちらはマクニカネットワークス。エンドポイント防衛と標的型マルウェア対策をアピールしていました。


キヤノンマーケティングジャパン‎。ESETをはじめ広範なセキュリティソリューションと顧客満足度6年連続№1をアピールしていました。


ネットワークセキュリティの最新技術が並ぶなか、日東造機のHDD破壊装置もアナログながらインパクトがありました。最終的にはやはり物理最強ということなのでしょう。


機械部品メーカーTHKは、地震の体験車両を持ち込んで東日本大震災の震度6強~7を再現し、データセンター向けの免震装置の実演をしていました。
免震装置なしでは、とても立ってはいられないほどの揺れでしたが、免震装置をオンにすると揺れの大半は吸収されていました。


MA(マーケティングオートメーション)、Webアプリ開発、コンテンツ制作など、さまざまなWebマーケティングの実務系ソリューションも多数出展していました。

若い企業が多く、各社ともこのチャンスを逃すまじと積極的に声かけをされており、気づいた時には筆者も両手にいっぱいのチラシを抱えていました。


こちらはWebサイトを顧客体験ベースで解析するツールのベンダー。



MAの代表的な機能をオールインワンに搭載し、さらにAIや機械学習を組み合わせたマーケティングクラウド。


アプリ開発クラウドのベンダーもいます。


ディスプレイ広告のターゲティング配信、エリア配信などのアドテクノロジーのベンダーも出展していました。


お手軽ARシステムのCOCOAR(ココアル)も出展。これまでは専用のカメラアプリが必要だったのですが、アプリ不要でARを見られるように進化していました。



コンテンツ系では、プロモーション映像制作サービス、企業オウンドの事例コンテンツ制作サービス、プロモーションマンガ制作プロダクションなど、非常に多彩なサービスベンダーが出展していたのが印象的でした。


では本館を後にして、新しくできた青海展示棟へと向います。

青海展示棟は下の地図の通り、りんかい線「東京テレポート駅」の駅前。 ゆりかもめの「青海駅」からも徒歩数分で、ふたつの路線を利用できます。


東京ビッグサイト本館と青海展示棟の間は、無料バスが5分ほどの間隔でピストン輸送をしていました。長い行列はできますが、下の写真くらいの行列なら5分も待てばバスに乗車できるのでストレスはありません。

バス車内の混雑はこの程度。行列や混雑が嫌という方は徒歩でも20分あれば到着できます。


青海展示棟に到着しました。サービスセンターや売店が屋外にあるなど、本館に比べるとさすがに若干の「仮設感」はいなめません。


では会場に入ってみましょう。




音声認識エンジンの定番、AmiVoiceを応用したさまざまなサービス。かんたん議事録をためしてみましたが周囲がうるさいのにも関わらずかなりの認識率。AIと連携することで認識率は飛躍的に向上しました。


ERP系の主力ベンダーもそろって出展。クラウドへの移行が顕著でした。

OBCの奉行クラウド。


応研の大臣クラウド。

ミロク情報サービス。

オービック。


若い企業が多いせいか昔から見慣れたブランドを見ると、なんだか安心してしまいます。これは単なる印象ではなく、例えばオービックの対応例を見ると、これだけ細かく業界や業務に対応しているのはやはり歴史と実績あってのことだと思います。


クラウド基盤で言えば、アリババクラウド。
世界トップクラスのEコマース企業アリババが日本のソフトバンクと提携して、日本のクラウドサービス業界に参入です。


ITという大きな分野を一望する展示会ということで、ふだんにない大きな視点で市場の進む方向を確認することができました。

最後に、内容とは関係なく目についた展示をご紹介します。

開発プロジェクトはなぜ炎上するのか?というテーマで、ブースどまんなかにプロジェクト炎上火山を展示していたソフトウェアテストのSHIFTという企業。


「バグだしてんじゃねーよ!」というコピーが効いているシノプシスのブース。
「シノちゃん」に叱られないように頑張りたいと思いました。


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