chugaiトピックス
5分でわかるトピックス 「人事」にも先端テクノロジーの時代 HRテック

要約
●HRテックは 人事xテクノロジー
●盛り上がるHRテックマーケット
●人手不足と人材確保が背景に
●多岐にわたるHRテックの領域


■HRテックは 人事×テクノロジー

Fintech(Finance×Technology)の登場をきっかけに、さまざまな既存領域に最先端のIT関連技術を取り入れ、新たな価値を生み出していこうという「X Technology」が注目されています。
AdTech(広告)、EdTech(教育)、AgriTech(農業)、RealTech(不動産)など、あらゆる分野に広がりつつあります。
今回ご紹介するHRテック(HRTech)もそのひとつです。
HRとはHuman Resources、いわゆる「人事」のことです。
つまりHR Techは、採用・育成・評価・配置などの人事や労務関連の業務のほか、社員の働き方やワークライフバランスの最適化など、人事関係の業務をテクノロジーによって変革する取り組みのことを言います。

■盛り上がるHRテックマーケット

とはいえこれまで人事関係の業務は専門性が高く、しかも人を扱うという業務の特質上、日本では給与計算などの限られた領域を除いてなかなか普及が進みませんでした。
しかし近年、日本の企業もHRテックの導入に積極的になっています。
人事向けということで一般の目には触れづらいですが、HRカンファレンス、HR EXPO、HRサミットといったHRテック系のイベントがさかんに開催されており、多くの来場者を集めています。

■人手不足と人材確保が背景に

HRテックが近年、急激に注目され導入が始まっているのは理由があります。
今後とも続く人口減少と慢性的な人手不足の環境下で人材を確保し、企業の持続的成長を支える原動力として、いかにして優秀な人材を獲得し続け、社員に退職せずに活躍し続けてもらうかが、人事部-企業の大きな課題となっています。そのためには、さまざまなバックグラウンドの社員を、多様な雇用形態で活用するダイバーシティ環境の実現が、企業の継続のために必要です。その基盤となる技術がHRテックなのです。

■多岐にわたるHRテックの領域

一言で「人事」といってもその業務は多種多様。したがってHRテックがカバーする領域は広範囲に亘ります。
AIやロボットなど難しい技術ばかりを連想しがちで、拒否反応を示す方もいらっしゃるかもしれませんが、すでに私たちが普通に使っているHRテックもたくさんあります。
たとえばクラウドを用いた人事管理や給与計算、勤怠・労務管理など、人事管理システムもHRテックです。また採用系では、求人・転職系サイトや、エントリーシステムなどもHRテックに含まれます。

では、これから活用や導入が進みそうなHRテックの一部をご紹介します。クラウドやAIを用いたもの、複数のシステムを連携させたものが今後の注目です。

◆求人・採用系
・SNSを活用したソーシャルリクルーティング
・AIを使い企業と応募者をマッチング
・採用までの時間短縮
・採用から定着・活躍のプロセス支援
◆人手不足緩和系
・RPA(Robotic Process Automation)
◆人事評価系
・パフォーマンス測定
・タレントマネージメント
・組織デザインや人員配置
・従業員のエンゲージメント促進
◆育成・研修系
・eラーニングを活用した自律的な人材育成
・ARやVRなどを用いた教育コンテンツ
◆リテンション・退職系
・従業員個々の退職可能性を予測し対策
◆リモートワーク・働き方改革
・時間と場所に縛られない新しい働き方に対応した環境整備
◆ヘルス系
・従業員のストレス把握やメンタルヘルス対策
・福利厚生や健康支援
 

これらはあくまで一部であり、各々テーマに対し、数えきれないほどのサービスが活躍しています。
業界地図も発表されていますので、興味のある方は「HRテック マップ」で検索してみることをおすすめします。

マーケテイング・コミュニケーションでのお悩みや課題がございましたら、是非一度、ご相談ください。貴社の課題解決につながるご提案をお話しさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

PAGE TOP