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5分でわかるトレンドワード 酷暑対策

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要約

●新基準「酷暑日」も誕生
●政府や自治体が進める暑さ対策
●「暑さ」ソリューション続々
●まとめ

新基準「酷暑日」も誕生

「数年に1度の暑さ」や「記録的猛暑」というフレーズがもはや毎年のように聞かれるようになりました。気象庁の長期予報によると、2026年の夏も全国的に「平年より気温が高い」厳しい暑さが予測されています。今年は特に暑さのスタートが早く、5月にはすでに地域によっては30℃超えを記録しています。
毎年のように40℃を超える地点が続出する現状を踏まえ、気象庁は日中の最高気温が40℃以上になる日を、正式に予報用語として「酷暑日」と命名しました。また日本気象協会などでは、夜の最低気温が「30℃以上」の夜を「超熱帯夜」と呼ぶなど、これまでの基準を超える新しいキーワードが次々と現れています。今後は40℃の環境を前提とした対策を考えていく必要がありそうです。

出典:国土交通省 気象庁「最高気温が40℃以上の日の名称を「酷暑日」に決定」
https://www.jma.go.jp/jma/press/2604/17a/40degree_name.html

政府や自治体が進める暑さ対策

政府や自治体では暑さ対策に関わるルール作りやサポート体制を打ち出しています。
まず私たちに特に関係が深いのが、労働環境における熱中症対策の罰則付き義務化、つまり職場の熱中症対策の「義務化」です。
2025年6月の厚生労働省の「改正労働安全衛生規則」により、屋内外を問わず、暑い環境で作業を行う労働者に対して、会社が具体的な予防措置を取ることが義務付けられています。

出典:厚生労働省「職場における熱中症予防対策」
https://neccyusho.mhlw.go.jp/

対策への国の補助制度としてはエイジフレンドリー補助金(厚生労働省)、業務改善助成金(厚生労働省)などさまざまなものがあります。

出典:厚生労働省 「雇用・労働業務改善助成金」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html

自治体や地域独自の熱中症対策の支援も進んできており、例えば東京都では、東京都熱中症対策ポータルhttps://wbgt.metro.tokyo.lg.jp/を設置しているほか、各地の自治体でもユニークな熱中症対策を進めています。

また環境省などが主導して推進してきた「クールビズ」もさらに進化しています。
最近ではノージャケット・ノーネクタイだけでなく、東京都庁ではハーフパンツもOKになるなど何かと話題になっています。

「暑さ」ソリューション続々

暑さ対策グッズとして、手持ちファンやネッククーラーなどがすでに一番的ですが、新たなテクノロジーを使った暑さ対策ソリューションも次々と登場しています。
屋外の作業員にはすでにおなじみのファン付き空調服ですが、一見普通のジャケットなのにファンを内蔵した「ビジネス空調服」も人気を集めそうです。「日傘男子」という言葉もすっかり当たり前になりましたが、直射日光を100%カットする高機能な日傘もさらに利用者が増えていくことでしょう。
「熱中症対策展」や「猛暑対策展」といった暑さ対策に特化した専門展示会もにぎわいを見せており、会場では大型の冷却設備から個人向けの最新クールグッズまで、最先端ソリューションが展示されています。

まとめ

最高気温40℃以上の「酷暑日」が珍しくなくなった今、夏の暑さはもはや個人のやる気や根性で乗り切るものではなく、社会課題の1つと言っても過言ではありません。早めの準備を整えて、この過酷な夏シーズンを乗り切っていきたいものです。

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